カード型文具:スタッカード (STACCARD)

ステープラで有名な MAX から販売されていた、カード型のパンチとステープラ。

この2つの製品を組み合わせた物として、カード・ホチキス パンチ付がある。 研究所にある資料では、1987(昭和62)年11月発行のモノ・マガジンに、MAX の製品が掲載されており、MAX 製の方が先に登場していたと思われる。

なお、ステープラ、パンチとも、既に販売は終了し、かろうじて店頭在庫として残っているのみである。



STACCARD CR-P

STACCARD CR-P
・型番CR-P
・価格\800
・発売時期(不明)
・サイズ
 (縦×横×厚さ[mm])
54 × 86 × 6

構造上は1穴パンチで、奥行12mmの位置に穴をあけることができる。

1枚目の写真の様に、右側にゲージが格納されており、2枚目の写真のようにゲージをさすことができるなっている。
これにより、ゲージ端から40mmの位置に穴をあけることができるため、用紙を中央に折って、折り目にゲージ端をあわせることで、JIS規格のピッチ80mmにあうように2穴が可能となる。

穴径は、5mmである。



STACCARD CR-H

STACCARD CR-H

STACCARD CR-H

STACCARD CR-H
・型番CR-H
・価格\800
・発売時期(不明)
・サイズ
 (縦×横×厚さ[mm])
54 × 86 × 6

ステープルのマガジン(カセット針)を別することで、カードサイズを実現したステープラー。
カセット針は、通常は、本体のスリット部分に収まっており、使用するときは、1枚目の写真のように、カセット針を差し込んで使用する。
実際に紙を閉じてみると、意外にも、フラットクリンチになることが多かった。

使用している針は、一般的な10号針とは異なり、専用の針(幅6mm、足の長さ約4mm)を使用する。そのため、2枚目の写真の様に、替えのカセット針も販売されていた。

 カセット針(CS-5L):5個入り \200

本体ケースの裏側には、3枚目の写真のように2パターンあり、どちらが、初期出荷版は不明。

本体のカラーは、4枚目の写真のように、3色(黒、白、赤)あった。
また、替えのカセット針も本体と同様に3色が用意されていた。

なお、替えのカセット針は、O氏より提供されたものです。この場を借りて、感謝いたします。



所長 どら 

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Last update: 2010/05/15

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