|
|||||||||||||
写真1:Pelikano(M;右利き用) 写真2:Pelikano Future(F) 写真3:キャップのロゴ |
ドイツの老舗メーカー、ペリカンのペリカーノとペリカーノ・フューチャーである。 「ペリカーノ」は、小中学生向けの万年筆で、ここに挙げた以外に、ペリカーノ・ジュニアがある。 最近の万年筆ブームによって、ペリカーノ・ジュニアやペリカーノ・フューチャーは、大きめの文具店でも扱うようになり、入手しやすい。
一方のペリカーノは、日本では、正式には伊東屋でのみ扱っているが、並行輸入業者によって、一部のお店でも入手できる場合がある。ここで紹介したものは、ドイツ雑貨を扱っているお店で入手したもので、伊東屋で販売されているものとは、パッケージやキャップが異なる。(もしかすると、手元にあるのは、キャップのロゴから判断すると、一昔前のモデルかもしれない。) 書き味は、小中学生向けということもあって、万年筆初心者にもほとんど抵抗なく使えると思う。ただ、日本好みの極細(EF)は、用意されていないので、細い字や小さい字を書く人や、罫線の間隔が狭いノートを多用している人には、漢字がつぶれてしまうので、使いにくい場合もある。 個人的には、ペリカーノよりは、軸が太めのフューチャーの方が使いやすい。もっとも、大人の手による判断であるため、本来の小学生の手の大きさからすると、ペリカーノのほうが使いやすいのかも知れない。
注:"Pelikano"を、「ペリカノ」の言うところもあるが、ここでは、「ペリカーノ」として統一した。 |
||||||||||||
所長 どら
[展示室]|[研究所トップページ] Last update: 2005/04/24 |