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カードサイズのルーペをまとめて紹介する。
ルーペと言うと、凸型(もしくは、凹型）のものを想像する思うが、カードサイズの厚さにルーペの要ともいうべき「レンズ」を収めるには限界がある。そこで登場する技術が「フレンネル・レンズ」(*1)である。
「フレンネル・レンズ」とは、フランスの物理学者ジャン・フレネル(1788.5.10 〜 1827.7.14)が開発したものである。
「フレンネル・レンズ」の原理については、ここでは詳しく書かないが、要は、凸レンズもしくは、凹レンズの表面部分（屈折面）を階段状に切り取って平面上に貼り付ける。そうすると、同心円に沿った「のこぎり状の凹凸」がついたものができあがる。これが、「フレンネル・レンズ」である。
この原理を利用することで、レンズ自体が平面状になり、カードサイズのルーペが可能となる。
ここでは、フレンネル・レンズを採用した製品以外に、一般的なレンズを採用した製品も紹介する。また、ルーペをメインとした製品を取り上げ、ルーペ以外に機能を持ち、ルーペ自体が補助機能となっているものは除外している。
(注*1)呼び方には「フレンネル・レンズ」「フレネル・レンズ」などあり、どちらも同じものを指すが、ここでは「フレンネル・レンズ」と統一した。
（以前「フレンネルルーペ／ルーペット」として紹介していた情報は、こちらに集約することした。）
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| ・製品名／型番 | ： |
フレンネルルーペ |
| ・製造・販売 | ： | (株)ビクセン |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 54 × 85 × 0.5 |
機能・特徴が、そのまま製品名になっている。
専用ケース付き。
倍率は不明である。
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| ・製品名／型番 | ： |
ルーペット／K-LP-20 |
| ・製造・販売 | ： | パイロット万年筆(株) |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 54 × 85 × 0.4 |
倍率は、４倍となっている。
レンズ以外の特徴として、8cm までのメモリがついている。
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| ・製品名／型番 | ： |
Slide loupe |
| ・製造・販売 | ： | (不明) |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 42 × 88 × 11 |
ISOT 2003 の会場で、(株)サイモン の担当者からサンプルとして頂いたものである。
倍率は不明。
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| ・製品名／型番 | ： |
シニアカード／GAS-L2001 |
| ・製造・販売 | ： | コクヨ |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 54 × 85 × 3 |
いわゆる「老眼鏡」の代わりに使用するモノである。
上は度数が強め、下は度数が弱めになっている。
倍率は不明。
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| ・製品名／型番 | ： |
Optical Wallet Light |
| ・製造・販売 | ： | Imageine That! ENTERPRISES |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 54 × 86 × 2.5 |
LED ライト付きのルーペである。
LED を点灯させるスイッチは、下部の黒い部分を押し込むことで点灯し、レンズの焦点部分を照らすようになっている。LEDは、白色を使用。電池は交換不可であり、使い切りタイプである。
倍率は不明。
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| ・製品名／型番 | ： |
LEDライト付薄型カードルーペ |
| ・製造・販売 | ： | (東急ハンズ) |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 54 × 86 × 4 |
Optical Wallet Light と同じく、LED 付きであるが、こちらは通常のレンズを使用している。
こちらのLEDは、オレンジであるが、Optical Wallet Light よりは明るく感じる。
こちらも、電池は交換不可で、使い切りタイプである。
専用ケース付き。
倍率は不明。
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| ・製品名／型番 | ： |
ライト付カード型ポケットルーペ／LX-200LED |
| ・製造・販売 | ： | 東京セイル(株) |
・サイズ
(縦×横×厚さ[mm]) | ： | 50 × 80 × 5 |
Optical Wallet Light、LEDライト付薄型カードルーペと同じく、LED 付きルーペである。
レンズは、フレンネル・レンズを使用している。
最大の特徴は、白色LEDを使用し、ライトを外側・内側に自由に回転させることが出来ることである。
電池は交換可能で、LR1130を２個必要とする。
専用ケース付き。
倍率は約2.8倍。
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