- 書籍(書店)
もっとも、一般的な兼務店舗。店名が「**書店」となっていることからも、主となっている業態が書店という場合が大半である。チェーン店もこの形式が多い。
- 駄菓子
書店との兼務の次に多いのが、駄菓子屋ではないだろうか?そもそも、駄菓子屋自体に小学校の近くにあって、そのついでに文具も扱っているというところも多い。そういえば、三菱鉛筆のペッカーは、この形態のお店で購入したのであった。
- 玩具
小学生がもっとも通うお店として、玩具店は有効な店舗形態であろう。その副業として文具を扱っているところもあった。また、地方によっては、自転車店まで兼ねているところもあった。
- 化粧品
旦那さんが文具店を取り仕切って、奥さんが化粧品を扱っている様な、個人経営の店舗で見られる。
- 薬局
化粧品店と同様の形態。薬局と化粧品店を兼ねた店舗に文具も扱うようになった場合もある。
- 電器店
昔、小学校への通学路の途中に、売り場面積の半分が文具で、残り半分が電化製品やレコードを扱っていたお店があった。どういった経緯で文具を扱うようになったのかは不明だが、店舗も広くて便利だった。
- 手芸用品
文具店として営んでいるお店では、奥さんが店番の場合が多い。その奥さんの趣味で手芸用品も扱い始めてしまったというところも多い。気がつくと、店舗面積の半分以上が手芸用品になっているところもある。
- クリーニング取扱
副業で始めたクリーニング取扱が、いろいろな理由から、文具が売れなくなって、今ではクリーニング取扱そのものが本業になっている場合がある。
- 食料品(〜商店)
いわゆる「**商店」として商売している店舗の中で、文具も扱っている場合がある。食料品と行っても、生鮮ではなく、調味料や海苔、小麦粉、カップラーメンやレトルト食品などと一緒に、文具も扱うお店がある。お店は、奥さんが仕切っているのだが、文具のことについて詳しい話を聞こうとすると、奥から旦那さんが登場するようなことが多かった。しかし、値段を負けてくれるのは奥さんの方だったりする。
- 日用雑貨
店名が「***金物店」にもかかわらず、店の看板に「文具」の文字があるお店を探検したことがある。話を伺うと、その地域で文具を扱うところがなかったので、小学校からお願いされて取り扱うようになったとのことであった。
- 衣料品
実際には、日用雑貨や食料品も含めた総合商店の形態の一つである。さる温泉地にある店舗がこの形態だった。
- 家具・インテリアショップ
たまたま通りかかった文具店のレシートに、「**家具文具店」と印字されていた。実際、家具売り場は隣の店舗になっていた。
どのようないきさつで、文具を扱うようになったのかは聞きそびれたが、事務用品としてスチールの机を扱う延長として、文具も扱うようになったのではないだろうか
- 釣具店
実は、未確認ではあるが、ある方が投稿した看板写真に、「文具・釣具」と書いてあった。